治療について

鍼灸治療

灸治療(はり治療)とは

鍼灸治療とは、0.16~0.20mmほどの太さの鍼(はり)を身体の経穴(ツボ)や、筋肉の反応点に刺し、傷病の早期治癒を促したり痛みを抑えたりする治療のことです。鍼灸では、西洋医学と東洋医学の両面からのアプローチが可能ですので、
・痛みを軽減する
・不調を整える
・病気を予防する
・体質を変える
・免疫力
・自然治癒力を高める
など、さまざまな悩みに対応することができます。
鍼(はり)というと、注射針を思い浮かべがちですが、鍼灸治療には髪の毛ほどの太さの鍼を使用しますので痛くありませんのでご安心ください。

西洋と東洋

■西洋医学的な鍼灸

「髪の毛ほどの太さ」とは言っても、鍼(はり)を刺すということは顕微鏡レベルでいうと傷を作るということです。傷を作ると、身体はその傷を修復しようと細胞等からさまざまな物質を出し、その傷を受けた周辺の修復力を高め傷が治っていきます。例えば筋肉の硬くなった部位やこった部位などにはりを刺すと、その部分は傷ができるので身体は修復しようとします。その際、身体は「硬くなった筋肉」「こった筋肉」に戻すのではなく、元々の正常な筋肉の状態に戻そうとします。 このように鍼には、身体本来の治癒能力を高め、身体を正常な状態にしていく効果があります。 また、最近医学会で身体に一定以上のはりを刺すことで、白血球数が増加し、約4日間白血球が増加した状態が続き、5日目から少しずつ減少していったとの臨床実験の報告がされました。つまり、はり治療をすることで免疫力が高くなり病気の早期回復、予防に効果があるということが科学的に立証されたことになります。

■東洋医学的な鍼灸

東洋医学では、身体全体を「気」「血」「津液(しんえき)」(=水分)の3種類がバランス良く流れている状態が健康とされています。この「気」「血」「津液」のバランスが暴飲暴食やストレスなどの内からくる原因や、暑い、寒い、湿気が多い、乾燥しているなどの外から加わる原因などでバランスが崩れ、それら3つのものがある部分で足りなくなったり、たくさんありすぎたりすることで病気になると言われています。 病気に応じた経穴(ツボ)にはりをすることで、その足りなくなったものを補ったり、たくさんありすぎるものを周囲に散らしたりすることができ、その結果バランスの良い健康な状態に身体を戻すことができます。 また東洋医学では、病院等ではまだ病名がつかなかったり、検査などで異常な数値が出たりはしないけれど調子が良くない状態(未病といいます)でも、どこが悪いかを東洋医学的に判断し治療することができるので、大きな病気の予防、健康維持にもつながります。そして、東洋医学では昔から心と身体の関連もきっちりと分析し治療方法が確立していますので、ストレス社会と言われる現代のニーズにあっていると言えます。

■おおた鍼灸整骨院・整骨院の鍼灸

本来、症状というものは結果であり、必ずそこには「原因」があります。 よって、原因を取り除くことで症状が無くなるというのが基本的な考え方です。しかし慢性的な症状というものは、その症状が出現してから時間が経過していればしているほど症状そのものが独り歩きしてしまう場合もあります。 当院では、西洋・東洋の両医学的な観点から、お悩みの症状の本当の原因を判断し、「症状」と「原因」両方にしっかりとアプローチしていきます。そうすることにより、つらい症状を緩和させることだけでなく原因そのものを取り除いていくことが可能です。 慢性的な症状でお悩みの方、病院に行って検査等をしても異常がないと言われたが痛み等でお悩みの方はぜひ一度当院のはり治療をお試しください。

鍼灸で改善が期待される症状

アトピー
アレルギー
痛み(pain)
うつ(軽度)
肩こり
片麻痺などにおける肩の痛み
花粉症
外傷後水種
外反母趾
身体のゆがみ
関節リウマチ
眼精疲労
顔面神経麻痺

虚弱体質
ギックリ腰
首から後頭部にかけての痛み
首から肩にかけての痛み
腱鞘炎
倦怠感
頸椎症
血栓症予防
月経困難症
月経前症候群(PMS)
更年期障害
股関節痛
五十肩
ゴルフ肘

坐骨神経痛
挫傷
三叉神経痛
神経痛
神経遮断
神経障害
自律神経失調症
すべり症
スポーツコンディショニング
スポーツテーピング
生理痛(月経痛)
生理不順(月経不順)
全身疲労 ぜんそく

体質改善
打撲
蓄膿症(ちくのう症)
椎間板ヘルニア
手や足のしびれ
テニス肘
寝違い
捻挫(ねんざ)
肉離れ
冷え性
ひざの痛み
肘周辺の痛み
ヘルニア(首)

ヘルニア(腰)
浮腫
不眠症
分離症
偏頭痛
慢性消化器疾患
慢性鼻炎
むくみ
夜尿症
腰痛全般
腰椎症
腰椎分離症(すべり症)